女性に多い悩み 尿失禁について
尿失禁について相談されることがあります。
先日、『尿失禁・骨盤臓器脱の医学的評価と治療法』というタイトルで、たけなか三島東町クリニックの竹中俊介医師のお話を聞くことができました。
まず、尿失禁は大きく2つに分類でき、第一選択の治療法も異なるということ。
● 腹圧性尿失禁 : 咳やくしゃみ、運動時に漏れる → 骨盤底筋群の運動療法
● 切迫性尿失禁 :トイレに行きたくなって、間に合わずに漏れる → 薬物療法
腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁の両方の症状をもっている場合、「混合型尿失禁」といいます。
そして、重症になりやすい人には特徴があるそうです。
● 「高齢者」 > 「若者」
● 「肥満」 > 「やせ」
● 「小柄」 > 「高身長」
● 「多産」 > 「未経産」
重症になる前に検査・治療するのが望ましいのですが、男性に相談しにくいことも事実。
たけなか三島東町クリニックでは、金曜午前に女性医師(中島明子医師)による診察があります。
尿失禁でお悩みの方。
まずは、泌尿器科専門医に相談されることをおすすめします。
また、病院を受診して「診断」がつかない場合、カイロプラクティックも症状の改善に有効と考えられます。
関節や筋肉に適切な刺激を与えることで、神経を活性化し、内臓を含めた身体機能の回復にも効果が期待できます。
ぜひ、ご活用くださいませ。